イタチは害獣として、どちらかといえば嫌われがちな動物ではあります。ですが、実はその毛は筆に向いている性質を持っています。

そして、イタチの中でもその種類によっても毛の性質が少し異なります。

その違いにどんなものがあるのでしょうか?

そして、筆にした時にはどんな特徴があるのでしょうか?

イタチの筆の特徴

イタチの毛を筆にするときには、しっぽの毛が使われます。毛足が長いので、筆を作るのに向いています。

小さな動物なので、毛足が短いため胴体の毛は筆としては使われず、毛皮として使用されます。比較的雄の毛の方が長いため、重宝されています。

イタチ 筆 化粧 種類

強いコシと弾力性を持った筆になります。先がよくまとまるので、細筆などにも向いています。その弾力性などから、耐久性にも優れた筆になります。

水彩や油彩につかう際には、そのまとまりの良さから、細部の描写などには向いている筆だといえます。絵の具などの含みもいいので、細部に至るまで綺麗な色を出すことが出来るということです。

また、化粧筆にした場合には、リップブラシやシャドウブラシなどに使われます。化粧品にした時にも、発色がよいので、綺麗な化粧が出来ます。

欠点としては、毛足が若干短いので加工しにくいということと、ほかの毛に比べると磨り減るのが早いため、あまり長く使うことができないことなどがあげられます。

イタチの種類による違い

イタチの毛とひとくくりに言っても、中国に生息している「唐イタチ」とシベリアなどの北方に生息している「コリンスキー」の種類によって違いが生まれます。

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「唐イタチ」の毛は短い分先に力があるので、細筆により向いています。

「コリンスキー」は寒い地方に住んでいる分、毛筋が細くて長いので、書道で使うような中筆や太筆によく用いられます。

ですが、中筆や太筆に使う際には、毛の量が多くなってしまうので、あまり多く作ることはできません。

まとめ

イタチの毛は短いという欠点があるものの、非常に筆に向いた特性を持った毛を持っています。

害獣として敬遠するばかりではなく、そのようないいところもある動物なのだということも再認識する必要があるかもしれません。

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