山間部に生息しているはずのイタチが最近では、住宅街など人が生活するところまで侵入し、人々の生活を脅かすようになっています。

鳥獣保護法で認められているイタチですが、病原菌などを媒介する恐れのある衛生害獣としても認められるようになりました。そんなイタチの日本での分布についてご紹介しましょう。

日本に多く生息するイタチ

日本で生息し、人々の生活に侵入しているイタチは、日本固有種のニホンイタチと外来種であるチョウセンイタチがほとんどです。

最近は、日本固有種のニホンイタチの生息を阻むようにチョウセンイタチが増加し、在来種として認識されるようになっています。

見た目は殆ど変わりがないニホンイタチとチョウセンイタチですが分布は全く違います。

イタチ 日本 分布

ニホンイタチの自然分布

ニホンイタチは、自然に生まれ繁殖していった自然分布は、本州、四国、九州、そして周辺の島々(佐渡島、伊豆大島、隠岐、小豆島、壱岐、屋久島、種子島など)で、かなりの広範囲に生息しています。

移入分布

ニホンイタチは自然繁殖を繰り返し分布を広げていった自然分布の他に人的な方法で分布した移入分布があります。

移入分布は、何らかの理由でイタチを他の場所へ持って行き生息を促す方法で、この移入分布がされたのは、伊豆諸島や五島列島,奄美諸島、沖縄諸島や大東諸島や宮古島などの島々です。

移入分布の理由は、当時大量発生していたネズミ駆除や毛皮の生産目的で、投入されたイタチが繁殖し増えていったのです。

また、北海道での移入分布はたまたま、北海道に行く船舶にイタチが侵入たことがきっかけでどんどん生息場を広げていったのです。

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チョウセンイタチの自然分布と移入分布

チョウセンイタチはもともとは外来種で、ウラル山脈からシベリア、モンゴル、中国大陸、朝鮮半島、台湾、対馬、タイ、ベトナムなどの山間部に生息分布を広げていました。

毛皮の生産などで捕獲されたものが離され野生化して分布を広げていったそうです。

1930年ごろ兵庫県尼崎と昭和初期に福岡県で放たれて、戦後は国外の荷物に侵入し現在では日本全土の生息分布が確認されているのです。

まとめ

日本におけるイタチはニホンイタチとチョウセンイタチが各地で分布を広げています。

ニホンイタチは自然分布は本州や九州、四国などですが、ネズミ駆除や毛皮生産の目的で伊豆大島や奄美大島などで移入され分布が広がりました。北海道は船舶への侵入で分布を広げています。

チョウセンイタチは朝鮮半島や対馬半島が自然分布場所ですが、荷物への侵入や毛皮生産のため国内やってきて分布を広げました。

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