イタチはわずかな隙間でも体をペタンコにして侵入します。こんな場所に!?というところに侵入し巣を作ってしまいます。
今回は車に侵入したイタチの対策についてご紹介しましょう。
イタチが車侵入するのはどうして?
イタチは天井や床下、倉庫など人の住居でも勝手に侵入し巣を作ってしまいます。夏は涼しい場所を探し、床下や倉庫、ガレージなどに住み着き、冬場は温かい所へ移動します。
冬場は温かく天敵からも身を守れる車の中はイタチにとっては最適なのです。ボンネットやエンジンルームなどはエンジンが動いているときに熱を発するため、止まってからも温かいため、冬の夜のイタチの住処としては最適なのです。
侵入口は排気口やボンネットやトランクのわずかな隙間から侵入します。そして、車内の椅子やマットの上で寝たりするのです。
イタチの侵入がわかるポイント
イタチが車の中に侵入したことがわかるのは、臭いです。イタチの糞尿は強烈な臭いがするためすぐにわかるのです。
また、糞尿の後が染みついていたり、車内の柔らかいマットやクッション、ティシュなどを食い散らかしたりするためすぐにわかります。
イタチの車への侵入対策
温かいところを求め車へ侵入するイタチ。エンジンルームへ侵入し機械トラブルをおこしてしまったり、車内を荒らされたりしない為にも車への侵入対策をしなくてはいけません。
イタチが車の中に侵入しないようにするためにはどうすれば良いのでしょう?
車へイタチが侵入しないために、忌避剤を車の中に入れておきます。イタチの嫌いな臭いの忌避剤を車内にいれておくことを何度か繰り返すうちにイタチが寄り付かなくなります。
また、木酢やクレゾールなどの臭いの強い忌避効果のある薬剤を車の周りに置いておくことも効果的です。
さらに、車の周りにCDやアルミ板など光る物をぶら下げておくことで光に驚きイタチの侵入を防ぐことができます。
車の中をキレイに掃除する
イタチは一度居心地が良い場所だと判断すると再度同じ場所に巣を作ります。そのため、イタチが戻らないように車内は清潔に掃除しておきましょう。
特に糞尿などの臭いが残っていると自分の縄張りだと思い再び巣をつくってしまいます。しっかり掃除をし、消毒も忘れないようにしましょう。
まとめ
イタチの車の中への侵入は、温かく天敵から身を守るのに最適だからです。そのため、エンジン回りの部品をかじったり、車内に糞尿をまき散らしたりするため対策しなくてはいけません。
忌避剤をおいたり、光物をおくなどして侵入を防ぎ、再度戻ってこないようイタチの形跡を消すために清掃を徹底することです。